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2026年3,4月「可能性は無限大!磁石のふしぎ!大発見!」


 2026年3月24日, 4月3日に、科学技術館にて、「可能性は無限大!磁石のふしぎ!大発見!」というテーマでワークショップを行いました。


 このページでは、今回扱った3つの実験である、

「こなごな磁石」

「ガウス加速器」

「磁気シールド」

について紹介していきます!




 まず、「こなごな磁石」についてです。これは2025年8月第六小実験でも行った実験です。


 フェライト磁石を細かく砕いて、磁石のしくみを調べる「こなごな磁石」の実験を行いました。磁石は鉄を引きつける性質をもっていますが、その性質がどのように生まれているのかを体験的に確かめます。


 まず、フェライト磁石をハンマーで細かく砕き、プラスチックコップの中に入れます。そのコップを軽く振ると、中の細かい磁石の粒(の磁性)がばらばらの向きに並び、全体としては鉄を引きつけにくい状態になります。次に、プラスチックコップの下から強い磁石を近づけると、中の細かい粒(の磁性)の向きがそろいはじめます。すると、それまで鉄をつけなかった粒の集まりが、再び鉄を引きつけるようになります。


 この実験から、磁石の中にはもともと小さな磁石のような性質をもつ部分があり、それらの向きがそろうことで全体として強い磁力をもつことがわかります。反対に、向きがばらばらになると、磁石としての性質が弱くなることも確認できました。

 




 次に、「ガウス加速器」では、

磁石の力を使って鉄球を加速させる実験を行いました。見た目はシンプルですが、鉄球が一瞬で勢いよく飛び出す様子に、多くの驚きの声が上がる実験です。


 まず、配線カバーをレールのようにして、その中央に強力なネオジム磁石を設置します。磁石の片側にはあらかじめ鉄球を2つくっつけておき、反対側からもう1つの鉄球を転がしてぶつけます。すると、転がしてきた鉄球は磁石に引きつけられて止まりますが、そのエネルギーが反対側の鉄球に伝わり、最後の鉄球がとても速い速度で飛び出します。一見すると何もないところから急に加速したように見え、不思議な現象に感じられます。この現象は、磁石が鉄球を引きつける力と、衝突によるエネルギーの伝わり方が組み合わさることで起こります。磁石によってエネルギーが加えられ、より大きな速度で鉄球が飛び出しているのです。さらに、飛ばす方の鉄球をビーズに変えると、より遠くまで飛ばすことができます。


 使用した道具は、配線カバー、ネオジム磁石、鉄球、鉄球と同じ大きさのビーズです。シンプルな構造でありながら、力やエネルギーの伝わり方を視覚的に理解することができる実験となりました。


 この実験を通して、磁石の力が運動にどのように関わるのかや、エネルギーが物体から物体へと伝わる様子を、実際に見て体験することができました。




 最後に、「磁気シールド」では、

磁石の力を弱めたり、さえぎったりすることができるかを調べる実験を行いました。磁石は離れた場所にある鉄を引きつけることができますが、その力が物質によってどのように変化するのかを体験的に確かめます。


 まず、磁石とクリップなどの鉄製の物体を近づけ、その間にさまざまな金属をはさんでみました。スチール缶を潰したもの(鉄)を間にはさむと、磁石の力が弱まり、物体が引きつけられにくくなる様子を確認することができました。一方で、アルミ缶を潰したもの(アルミニウム)を間にはさんでも、磁石の力はほとんど弱まらず、物体はそのまま引きつけられました。


 このことから、金属の中には、磁石の力を通しにくくするものと、ほとんど影響を与えないものがあることがわかります。特に鉄は磁石の力を集めやすい性質をもっているため、磁場の伝わり方が変化し、「磁気シールド」のような現象が起こります。


 使用した道具は、磁石、クリップ、スチール缶、アルミ缶です。身近な材料を使いながら、磁石の力と金属の性質との関係を楽しく学ぶことができました。




 今回の実験教室では、「こなごな磁石」「ガウス加速器」「磁気シールド」の三つの実験を通して、磁石の性質について多角的に学びました。それぞれの実験は異なる視点から磁石のはたらきを捉えており、磁石のしくみをより深く理解することにつながりました。


 これらの実験に共通しているのは、目に見えない磁石の力を、現象として「見える形」にしている点です。子どもたちは、驚きや発見を通して磁石の性質に興味をもち、自然とそのしくみを考えようとする姿が見られました。



 これからも、Aggressive!!は理科の面白さを伝えるため、様々な活動に取り組んでまいります。ご興味をもっていただけましたら、ぜひ本サークル公式SNSのフォローと応援をよろしくお願いいたします!


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