2025年12月「光と雪のイルミネーション」
- tguaggressive
- 1月30日
- 読了時間: 3分
2025年12月17日に小金井市本町小学校の児童3年生から6年生を対象として実験教室を行いました!
このページでは今回行った実験である、
「静電気で光を灯そう」
「暖かい部屋で、雪の結晶を作ってみよう!!」
の二つについて話します!
まず初めに「静電気で光を灯そう」という実験を行いました。

ライデン瓶というコンデンサを模した装置を、子どもたちと一緒に制作しました。ティッシュペーパーと塩ビパイプを使って静電気をため、その電気でLEDを点灯させたり、体に電気を流したりすることで、電気の存在を「目で見て、触れて」体験してもらいました。
静電気というごく微量の電気を利用しているため、LEDの光は部屋の明かりを消してようやく一瞬見える程度のものでした。しかし、それでも「見えた!」「光った!」と声を上げて喜ぶ子どもたちの姿が多く見られ、電気を自分の手で作り出したという実感をもってもらうことができました。
次に、「暖かい部屋で、雪の結晶を作ってみよう!!」では、
室温のあたたかい部屋の中でも、ふしぎに氷の結晶ができる実験を行いました。普通は氷というと冬の外や冷たい場所を想像しますが、今回は身近な「気化熱」という現象を使って、氷ができる仕組みを体験しました。
今回の実験では、フェルト、ペットボトルのふた、細い針金、アクリル樹脂用接着剤を使用しました。フェルトにアクリル接着剤(とても気化しやすい液体)をしみ込ませ、そのまま空気に触れる状態にすると、フェルトの先端に小さな氷の結晶ができることが観察できます。これは、液体が気体になるときに必要な熱(気化熱)が周囲から奪われるため、フェルトのまわりの空気と水蒸気が急に冷やされ、氷の結晶に変わるからです。
この実験を通して、液体が気体になるときに熱を奪う「気化熱」という性質があること、その熱のやり取りによって身の回りでも温度が急に変わる現象が起きることを、自分の目で確かめることができます。

今回の実験教室では、静電気をためるライデン瓶の実験と、氷の結晶の実験を通して、目には見えにくいエネルギーのはたらきを体験的に学ぶことができました。どちらの実験も、日常生活の中では意識しにくい「電気」や「熱」が、私たちの身の回りで確かにやり取りされていることを実感できる活動でした。
ライデン瓶の実験では、静電気というごくわずかな電気をためることで、LEDが点灯したり、体に電気が流れる感覚を体験したりしました。光は一瞬しか見えないほど弱いものでしたが、「確かに電気がある」ことを目で見て、体で感じる貴重な体験となりました。
一方、氷の結晶の実験では、暖かい部屋の中でも、液体が気体になる際に周囲から熱を奪う「気化熱」のはたらきによって、氷が生まれる様子を観察しました。一見すると不思議に見える現象も、熱の移動という視点で考えることで、自然現象が身近な法則に基づいて起きていることがわかります。
これら二つの実験に共通しているのは、目に見えないエネルギーを、現象として「見える形」に変えている点です。子どもたちは、驚きや発見を通して、自然や科学への興味を深めることができました。実験を通して得られた「不思議だ」「もっと知りたい」という気持ちは、科学的なものの見方・考え方を育てる大切な一歩であるといえます。
これからも、Aggressive!!は理科の面白さを伝えるため、様々な活動に取り組んでまいります。ご興味をもっていただけましたら、ぜひ本サークル公式SNSのフォローと応援をよろしくお願いいたします!



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